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Quick Charge 3.0に対応したUSBチャージャー"Anker PowerPort+ 3 with Quick Charge 3.0"を購入しました。

次世代規格にはあまり縁のない私ですが、国内でも"HTC 10"や"Xperia XZ"など、QC3.0に対応する端末がぼちぼち出始めてきましたので、このタイミングでの購入となりました。

そんなわけで、今回はスマートフォンやタブレットたちの電気の源、AC-USBチャージャーのレビューです。

Ankerというメーカー

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Ankerは元Googleの社員3人が設立したメーカーで、現在は電源やモバイルバッテリー、USBケーブルなど、スマートフォンやタブレットのアクセサリーメーカーとして有名です。
私も以前"Astro M3"や"PowerCore 20100"といったAnker製のモバイルバッテリーを購入したことがあり、非常に気に入って使っていました。

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半年以上前に投稿したモバイルバッテリーのレビューは、今でも読んでくださる方が多くいらっしゃり、非常に注目の集まる製品であることがわかります。

そんなAnkerの製品をまたまた購入したわけですが、今回の製品の特徴はなんと言っても、Qualcommの次世代給電技術"Quick Charge 3.0"に対応していることです。

Quick Chargeとは

Quick Chargeとは米Qualcomm社が開発した、その名の通り"すばやく充電する"ための技術です。

Quick Charge 1.0
初代であるQC1.0は、2012年頃のモバイル端末の一部に採用されており、従来より充電に必要な時間が大幅に短縮される技術であることから、非常に注目を集めた規格です。
Qualcommは、QC非対応端末より最大40%高速に給電することが可能としています。

Quick Charge 2.0
QC2.0は、2014年頃のから普及が進み、国内で発売される端末にも多く採用された規格です。
QC非対応端末より75%ほど高速に給電することが可能であり、Androidスマートフォンの充電時間短縮に大きく貢献した規格と言えるでしょう。
ハイエンドSoCでは"Snapdragon 800"以降が対応し、XperiaではZ1以降の端末が対応しています。
現在主流なのもこのバージョンです。

Quick Charge 3.0
QC3.0は、1年ほど前に発表された新規格であり、現状、日本ではほとんど普及が進んでいません。
QC2.0より最大38%高速に給電することが可能であり、QC1.0比では2倍の速度となりました。
ハイエンドSoCでは"Snapdragon 820"以降が対応しており、現在、対応機種は"Xperia XZ"や"LG G5"、"HTC 10"、"ZenFone 3 Deluxe"、その他数機種ほどしか存在しません。(S820機である"Galaxy S7 edge"や"Xperia X Performance"は未対応)

私が購入したUSBチャージャー"PowerPort+ 3"はQC3.0に対応していますが、従来のQC1.0/2.0にも互換性があり、接続した端末が対応している最上位のQC規格で出力されるように設計されています。

Ankerの独自制御技術"PowerIQ"

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PowerPort+ 3には"PowerIQ"というAnker独自の給電制御技術が搭載されており、接続した端末に最適な給電を行うことが可能となっています。
QCポートを含む全ポートがPowerIQに対応しているため、どのポートを使用してもPowerIQの恩恵を受けることができます。

端末とAC-USBチャージャーの相性で、充電速度が遅くなってしまうといったことが無くなり、QC非対応のiPhoneやiPadなどでもストレスなく充電することが可能です。

安全性へのこだわり

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Ankerの電源製品は、内部温度や電流の監視、異常時の保護機能など、安全性に関わる機能が充実しており、安心して使用できます。
長時間、コンセントと接続したままであることも多いので、このような部分がしっかりしていると嬉しいですね。

実際に使用してわかった良いところ

不快な音が発生しない
安価なACアダプターやAC-USBチャージャーなどは、給電中に内部から「ジー」や「キュルキュル」といった不快な音が発生することがあり、静かな部屋では気になったり、睡眠の妨げになったりすることがあります。

しかしPowerPort+ 3は、給電中でも全くと言っていいほどの無音。
寝ているときに枕元に置いてあっても、気になりません。

複数台接続しても給電速度が落ちない
USB端子に接続する電流チェッカーを使用して、複数の端末を同時に接続したときの挙動を調べてみたところ、すべてのポートを使用しても、出力電流を落とすことなく給電できているようです。

複数の端末を所有する方には、大きなメリットとなるでしょう。

発熱が少ない
給電中の本体の発熱はかなり抑えられており、空気の当たらない場所でも安心して使用できます。

iPhoneに付属している"Apple USB 電源アダプタ"を使用されている方は分かるかもしれませんが、小型なAC-USBチャージャーは基本的に発熱しやすく、熱のこもる場所では使用しにくくなっているので、この点はかなり優秀だと思います。

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Apple USB 電源アダプタ

夜、端末を電源に繋げたままにする方も、安心して寝ることができるでしょう。

デザインに高級感がある
2,399円で購入できるチャージャーだとは思えないほど、本体に高級感があります。

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前面はヘアライン加工されたアルミパネル、側面と背面はサラサラしたプラスチックで構成されており、ロゴの刻印や印字の精度も高いため、非常に美しい筐体に仕上がっています。

QCポートは端子内のプラスチック部品が緑色になっており、他の端子との区別のしやすさはもちろん、デザイン全体のアクセントにもなっています。

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Quick Charge対応ポートは緑色になっている

コンセント端子が背面上部にある
非常に細かいところなのですが、コンセントとの接続端子が本体上部についているため、壁のコンセントに直接接続しても、圧迫感を感じません。

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下方向以外にスペースを取らないため、他のケーブル類と干渉しにくい

細かいところですが、使っていると地味に嬉しいポイントです。

不満に感じる点

全体的に不満は少ないのですが、細かい点を書いていきます。

"PowerIQ"が邪魔に感じる場面も
接続した機器に応じて、適切な給電を行うはずの"PowerIQ"技術ですが、普通のUSBチャージャーでは充電できる機器を充電することができないことがあります。
スマートフォンやタブレットであれば、ほぼ問題なく使用できるかと思われますが、ウォークマンやワイヤレスヘッドセットなど、ちょっと変わったものを接続すると、給電を始めなかったり、充電に長時間かかってしまうことがありました。

QC対応ポートがひとつだけ
QC3.0対応を謳うこの製品ですが、QCに対応しているのは最上部の1ポートのみです。
下部の2ポートもPowerIQが使用できるとはいえ、やはりもう1つくらいはQC対応ポートが欲しいなあと思いました。

まとめ

いかがだったでしょうか。
QC3.0に対応する製品はまだ少ないですが、この先普及していくことはほぼ確実だと思うので、先に購入しておいても損はないと思います。

QC3.0の給電速度に関する検証は、Xperia XZ F8331の購入レビューにて行っておりますので、そちらをご覧ください。

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Anker製品には、他にもUSB Type-Cポートを備えたものや、10ポートものUSB出力端子を持つものなど、魅力的なチャージャーがたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。

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製品情報ページ (画像引用元)
Anker - トップ
Amazon - 【Quick Charge 3.0】 Anker PowerPort+ 3 (42W USB急速充電器 Quick Charge 3.0対応) Galaxy、​Nexus、iPhone、iPad他対応

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