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注意

今回紹介する機能はNFC機能に対応しているAndroidスマートフォンで使用できるものです。
それ以外の端末では使用できませんので、あらかじめご了承ください。


みなさんは、「NFCタグ」というものを知っていますか?

「NFC」とは「Near Field Communication」の略で、近距離無線通信の規格名です。
これは、ソニーとフィリップス(現在はNXPセミコンダクターズ)が共同開発したもので、おサイフケータイなどに使用されている「Felica」などを含む、国際標準規格となっています。
NFC対応機器は10cm程度の距離の範囲内でのみ通信することができ、「かざす」ことでいろんなことができるようになります。

「NFCタグ」はストラップ型だったりシール型だったりと形はたくさんありますが、どれも共通してNFC対応機器と通信するためのアンテナや記憶用のチップが内蔵されており、タグにNFC対応機器をかざすことで、情報を書き込んだり読み込んだりすることができるようになっています。

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NFCタグ

今回はこの「NFCタグ」をスマートフォンで使うことによる利点についての投稿です。

「かざす」だけ

NFCタグに指示を書き込んでおけば、それにスマートフォンをかざすだけで指示を実行することができるようになります。(例:WebサイトのURLを開く、アプリの起動、Wi-FiやBluetoothの接続設定など)

また、ひとつのタグに複数の指示を書き込むことも可能なので

車載ホルダーに貼ったタグに「マップアプリを起動」/「音楽を再生する」を書き込んだり、ベッドの近くに貼ったタグに「アラームアプリを起動」/「画面の輝度を下げる」を書き込んだり…

などなど、使い方は無限大です。

NFCタグへの書き込み

NFCタグへの書き込みはアプリケーションから行います。

NFCタグに書き込む機能のあるアプリケーション

Trigger
NFC Tools
NFCタグマティック

このくらいでしょうか。
私はTriggerを使用してタグに書き込んでいます。
また、一部の指示を書き込んだタグの読み込みには書き込みに使用したアプリケーションが必要になることがあります。
自分以外の人も使うようであれば、ダウンロード数の多いもの(Trigger)の方が互換性を持たせやすいと言えるでしょう。

容量不足に注意

NFCタグにはいろんな情報を書き込むことができますが、一般的なものでは使用できる容量がそこまで大きくありません。
テキストでも文字制限があり、長文を書き込むことはできないものが多いです。

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サンワサプライから最近発売された大容量(888byte)NFCタグ「MM-NFCT2」

MM-NFCT2は一般的なNFCタグの容量である144byteをはるかに超える容量を持つNFCタグです。
144byteを超えるデータをNFCタグに書き込む機会は少ないかと思いますが、複数のデータを書き込みたい時に不足を感じることはなくなるでしょう。

NFCタグ、どうでしょうか。
本来は
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このような使い方をするもののようですが、考え方次第で面白い使い方もできそうですよね。

iOS端末ではNFCアンテナを内蔵しているiPhone 6/6sシリーズでも今のところ使用することはできませんが、ハードウェア的には可能だと思うので今後に期待ですね…



製品情報ページ(画像引用元)
サンワサプライ - NFCタグ
Amazon - MM-NFCT

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