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以前の投稿

【Qrio Smart Lock】数日使った感想、レビュー

【速】Qrio Smart Lock、アプリのアップデートで動作が速くなった!!

Qrio Smart Lockの一般向け製品(Amazonで購入可能)を購入して3ヵ月弱が経過しました。

買ったばかりの、初期のアプリケーションを使用した施錠/開錠操作は本当に遅く、物理的な鍵の方が早く家に入れるほどでした。

以前の投稿(アップデート前)

"購入前は、家の近くから無線で解錠し、立ち止まることなく家に入るという超スマートな使い方を想定していたのですが、実際にはそれどころか物理的な鍵よりも時間がかかります。

具体的には、スマートフォンとロックの接続に時間がかかるんです。また、操作を受け付けた後、実際に施錠/解錠されるまでの時間も長いんです。

接続に時間がかかるのは仕様上(Bluetooth LE/有効範囲半径10m)まだ許せますが、操作を受け付けた後の動作の遅さに関しては、何をそんなに考えてるのかと思うレベルです。
操作を受け付けた後の時間に関してはまだまだ短縮が可能だと思うので、ぜひアップデートなどで改善して欲しいですね。"


こんなことを言っていたのですが、2015年10月23日に行われたアプリケーションのアップデートで動作が高速化、私の環境ではドアの前で立ち止まることなくスムーズに帰宅することができるようになりました。
(現在も「遅い」という評価が多いのですが、私はもう実用レベルに達してると思うんですよね…)

この状態で私はかなり満足しており、不満はなかったのですが、このアプリケーションのアップデートからちょうど1ヵ月となる11月23日、アプリケーションのアップデートと合わせてスマートロック本体のファームウェアに対してもアップデートが配信されたのです。

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アプリケーション側のアップデート情報、ロック本体のファームウェア更新については「接続性向上」とのこと

初めてのファームウェア更新

ロック本体のファームウェア更新はスマートフォンのアプリケーションから通知され、実行できるようになっています。

Qrio Smart Lockで世界中の鍵をスマートに!
(Android向け:Android 4.4以降)

Qrio Smart Lockで世界中の鍵をスマートに!
(iOS向け:iOS 7.1.2以降)


「接続性向上」との記載があったため、また動作速度が速くなるのか!と期待を込めてすぐにアップデートを行いました。

ちなみに、ロック本体のファームウェア更新はスマートフォンがWi-Fiや3G/4Gなどでインターネットに接続されていることロックとBluetooth接続できる範囲内にあることが必須です。
Qrio Smart Lockは単体でインターネットに接続することができないのでこのような仕様となっています。
アップデートは1分もかからず完了するので、ずっと待ってなければならない、というわけではありません。

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ロックの設定画面、新しいバージョンは1.2.00

1.2.00と聞いてあれ?と思った方、鋭いですね。
実は一般向けの販売が開始される前に一度アップデートがあったみたいなんです。
私は一般向けの発売日に購入し、初期のバージョンが1.1.00でした。
おそらくクラウドファンディングサイト「Makuake」で購入されたものには1.0.00がインストールされていたのでしょう。
もしかしたら1.0.00は開発段階のもので、製品版はすべて1.1.00なのかもしれませんが。

そんなことはどうでもいいですね。

また速くなってる!

このアップデートを適用すると、確認のため何度か施錠/開錠操作を行ってみてくれとのメッセージが表示されました。
この状態では既に接続が完了しているため、速く動作するのですが、気になるのは外出先から帰宅した時の動作速度です。

翌日、いつも通り帰宅するとびっくり。
いつもはドアに着く直前に開錠が完了するのですが、アップデート後はドアから少し離れた場所(体感ではドアまで3秒かかるくらいの距離)で開錠が完了したのです。

新型のQrio Smart Lockでも取り付けたのかと思えるレベルで速く、初期の頃の「本気出してなかったから」感が感じられました。

記事に誤りがありました
しかしこのアップデート、専用アプリケーションのレビュー欄に「Bluetoothの出力を上げたのでは?」との声が寄せられています。
確かに「接続性向上」には大きく関係しそうなものではありますが、もしそれが本当ならば(物理的に可能なのかはわかりませんが)「電池の持ちが悪くなる」と考えるのが自然だと思います。
しかし製品情報ページには今までと同じ「2本で500日、4本で1000日」との記載が残っているので、噂は嘘か、上手く調整したかのどちらかでしょう。


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最大で3年弱、電池交換が不要
最大で1年半~2年弱となりました


記事に誤りがありました
torisugari様、ご指摘ありがとうございました。


本体ファームウェアアップデート(1.2.00)ご提供開始のお知らせ

こちらに
"今回のファームウェアアップデートにより、スマートロック本体の電池消費量が増加し、これまでお知らせしておりました「2本で約500日(※)」から「2本で約300日(※)」程度に低減いたしますので、あわせてお知らせいたします。"
との記載がありました。

今までの速度でも不満がなかっただけに、これはちょっと残念ですね…
個人的には「省電力モード」などとして、今までのファームウェアと同じような動作に切り替えられるようにしていただけたらなぁとも思ってしまいます。
遅ければ「遅い!もっと速く!」、速くしたら「電池もたないぞ!」というのは自分勝手ではありますがね…

Amazonやアプリケーションストアのレビュー欄では動作速度についての不満がほとんどだったので、今回は動作速度を優先した、ということでしょう。

また、今回のアップデートで電池の消費量が増えたことに対し、Qrio株式会社はすでに製品を購入したユーザーに追加で電池を送るとのことです。
この辺の対応は素晴らしいですね。
私はすでに4つ電池をセットしているのですが、予備があると安心です。

追加で電池送ってもらうためには手続きが必要です。

電池無償提供プログラムお申し込みフォーム

こちらより名前や住所、メールアドレス、製品のシリアル番号(同梱のオーナー登録カード/本体電池カバーを外した状態で側面に表記)等を入力することで、Qrio Smart Lockで使用できるリチウム電池「CR123A」を2本送ってもらうことができるようになっています。

どちらにせよ、動作速度の向上は素晴らしいことです。
今だにAmazonやアプリケーションストアのレビュー欄で低評価が目立つQrio Smart Lockですが、これからは少し良くなるのではないでしょうか。
またまた今後に期待ですね!



製品情報ページ(画像引用元)
Qrio Smart Lock - 製品情報
Amazon - Qrio Smart Lock (Q-SL1)

コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. torisugari
    • 2015年11月27日 22:15
    • http://qrioinc.com/news/2015/469/

      今回のファームウェアアップデートにより、スマートロック本体の電池消費量が増加し、これまでお知らせしておりました「2本で約500日(※)」から「2本で約300日(※)」程度に低減いたしますので、あわせてお知らせいたします。尚、既にQrio Smart Lockをお買い求めいただいておりますお客様へは、追加の電池2本を無償にて提供させていただきます。
      お申し込み方法などの詳細は下記の【追加電池無償提供プログラム】についてをご覧ください。
    • 2. 管理人
    • 2015年11月28日 01:20
    • torisugari様、コメントありがとうございます。
      該当部分を修正させていただきました。
      ご指摘、ありがとうございました。
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