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ここのところ忙しく、久しぶりの投稿となってしまいました。

突然ですが皆さん、今年の寒い冬を乗り切るために必要なものは何でしょうか。

ストーブ?こたつ?暖かい服?カイロ?それともXperia Z4?

…そんなわけで(無理矢理)、今回は冬場のXperia Z4についての投稿です。

冬を楽しみにしていたのに…

私は現在、au向けのXperia Z4であるSOV31を使用しています。
SOV31は発売日(2015年6月11日)に購入し、現在(12月10日)、使用開始から6ヵ月、半年が経過しました。
SOV31は夏に販売が開始され、それはそれは熱いものでした。

負荷がかかるような作業をしなくても温かくなり、重いアプリケーションを使用すると一瞬でアツアツに→動作が不安定になる…

発売前からXperia Z4のSoC「Snapdragon 810」の発熱問題についてあれこれ言われていたのは知っていましたが、Xperia Z3をスルーして機種変更欲が爆発していた私にとっては「アップデートできっと良くなる!」と発売日に購入、結局改善されないまま後継機「Xperia Z5」が発売されてしまいました…

そして最近、気温が下がり始め、季節は冬となりました。
私はSOV31の購入後、想像の遥か上をいく爆熱っぷりに機種変更したことを後悔し始めていましたが、それと同時に「冬になれば良くなる…きっと良くなる…」と自分に暗示をかけ、何とか正常な精神状態を保ってきました。

しかし実際にこの寒さ(約8℃)の中でも動作中の発熱による動作ラグは発生し続け、夏より多少ましになった程度にしか思えなかったのです。

それでも少しは良くなっているはず!

そして11月28日、本当に…本当に冬でも発熱による問題(動作ラグ、動画撮影強制終了など)は発生し続けるのか、気温8℃の自宅の庭で2時間かけて4K動画撮影によるテストを行ってきました。(注:決して暇人ではありません。)

様々な撮影環境

Xperia Z4の4K撮影モードには次の設定項目があります。(撮影時の負荷に関係のありそうな項目のみ)

記録ファイル形式
H.264(デフォルト)
H.265

電子式手ブレ補正
OFF(デフォルト)
スタンダード

保存先
内部ストレージ(デフォルト)
SDカード

これらの設定を変更することで、撮影時にかかる負荷も変わってくると考え、さまざまな組み合わせでテストを行うことにしました。
また、どのテストも同じ条件下で行えるよう、撮影前の本体温度をできるだけ揃えました。

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CPU-Zを使用して撮影前の本体温度を確認
すべてのテストをこれに近い状態で開始した


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内部の温度が低くなっているためか、Snapdragon 810のCPU(8コア)のうち、処理速度重視の4コア(Cortex-A57)は1.96GHzで動作できる状態になっていた
(発熱時はCortex-A57の動作が大きく制限される)


テスト開始

ちなみに撮影中のスクリーンショットは真っ暗ですが、これは撮影時間や温度警告等を見やすくするためのものです。
テスト中は常に撮影する景色を変え、ピントの再調整等も行われていました。
そのため日常的な動画撮影に近く、より参考にしていただけるデータだと思います。


1.最も負荷がかかると思われる設定

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保存先は内部ストレージに比べ転送速度の面で不利なSDカード(Class 10/UHS-1)を使用

手ブレ補正を有効にし、低速で発熱しやすい(放熱しにくい)SDカードに書き込みを行う設定なので、ハードウェアにかかる負荷は大きいと予想。
ちなみに夏のエアコンが効いた室内(約27℃)では1分後半で強制終了した設定でもあります。

撮影開始!

まあ冬(約8℃)だし10分くらいは撮れるっしょ…
と思っていたのもつかの間

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プッという音とともに3分36秒で強制終了…

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撮影した動画の詳細情報

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撮影が強制終了した直後の各温度センサーのデータ
スクリーンショットは撮れなかったが、CPU-Z起動直後は70℃を超える箇所も確認できた


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各コアの動作状況
なんとか6コアでの動作は維持しているようだが、Cortex-A57/1.96GHz動作が制限され、Cortex-A53/1.56GHz動作がメインになっていることがわかる


3分…?
うっ…ま、まぁ冬とは言えハードな設定だったし…
まだ諦めるのは…ね、ねぇ

2.保存先を内部ストレージに変更

くっ…これはきっとSDカードの発熱が原因だ…Xperia Z4は悪くない…悪くないぞ…

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撮影設定は同じ、保存先のみ内部ストレージに変更した

これできっと…

…プッ(撮影終了音)…

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結果は3分24秒…

…変わらない
て言うかむしろ短くなってるじゃないか!!

これはきっと…きっと記録ファイル形式のせいに違いない…!

3.記録ファイル形式(H.264/H.265)を変更

→しかし撮影可能な時間に差が現れず…

…最後の希望、手ブレ補正…!(実は一番期待していた)

4.手ブレ補正(スタンダード)をOFFに

Xperiaの4Kビデオ撮影機能では手ブレ補正がデフォルトでOFFとなっています。
私はより綺麗な映像が撮影できるよう手ブレ補正を有効にして使用してきました。
手ブレ補正機能を使用すると撮影と並行して映像処理を行うため、機器への負担が大きいものと思われます。
これまでのテストもすべて手ブレ補正機能をON(スタンダード)にして行っていたので、この設定変更が最後の希望となります。
ちなみに夏のエアコンが効いた室内(約27℃)では3分半ほどで強制終了した設定でもあります。

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ファイル形式はH.265、手ブレ補正を無効にした状態でテストを行う

それでは…撮影開始…!

5分経過…終了しない!

10分経過…終了しない!!

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15分経過…温度警告さえ表示されていない

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20分を前に温度警告が表示された
撮影はまだ終了していない


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25分経過…不思議なことに再び温度警告が表示されなくなった

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ついにXperia Z4の4K撮影で30分超えを達成!
まだ撮影は続いていたが、強制終了しそうな様子もないのでここでテストは終了することにした


ついに…ついにやりました…!
ってか手ブレ補正の有無でこんなに変わるのかよ!!

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撮影を止めた直後の各温度センサーのデータ
温度自体はかなり高いので、夏だと厳しいかもしれない


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撮影した動画の詳細情報
H.265での撮影だったが、7GBを超える大容量なファイルが完成した


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こちらはH.264でほぼ同じ時間撮影した動画の詳細情報
ファイルサイズは11GBと、内部ストレージには置きたくない大きさになった


まとめ

わかったこと

記録ファイル形式の違いは撮影可能時間に影響しない
→H.265非対応機での再生を行わないのであれば、基本的には容量を節約できるH.265での撮影が好ましい

動画の保存先は撮影可能時間に影響しない
→Class 10/UHS-1のSDカードを使用した場合、撮影可能時間はスマートフォン本体の内部ストレージ使用時と変わらなかった
これより低速なSDカードを使用した場合、内部ストレージとの差が出る可能性もある

手ブレ補正機能が撮影可能時間に大きく関係している
→夏だと手ブレ補正の有効/無効に関わらず数分で撮影が強制終了することが多いが、冬だと大きく差が出る
強制終了を防ぎたい、長時間の撮影を行いたい場合は手ブレ補正機能を無効にすると良い


最終的に動画撮影時の設定による強制終了までの時間をテストしたようになってしまいましたが、夏ではこれほどの撮影は不可能だと思われます。
冬なら手ブレ補正をOFFにすることで30分超えの撮影が可能ということも分かりましたので、私的には結構大きな収穫を得たと思っています。
今回はXperia Z4 SOV31でのテストとなりましたが、Xperia Z2/Z3シリーズ/Z5シリーズ、またはその他のAndroid端末でも同様に効果がある可能性が高いので、動画撮影時の強制終了に困っているという方は設定を見直してみると良いかもしれません。

冬はXperia Z4でも長時間撮影ができるよ!
動作は相変わらず遅いけどね!

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