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まもなく国内で販売が開始されるソニーモバイルの新端末、"Xperia X Performance"ですが、最近のXperia(Z4/Z5)はあまり評判がよろしいとは言えず、新しいXperiaに買い換えたいのにいまいち踏ん切りがつかないという方も多くいらっしゃるんじゃないでしょうか。

そこでXperia Zシリーズに大きな傷をつけた異端児、Xperia Z4を発売日に購入した残念な人(私)から、Xperia X Performanceについてお話をしたいと思います。(誰も聞きたくない?)

2016/8/24購入しました:
【SO-04H】Xperia Z4が家出しちゃったのでX Performanceを購入しました

Xperia Xシリーズ

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Xperia X Performance SO-04H

Xperia Xシリーズは、現在日本で普及しているXperia Zシリーズの後継シリーズという位置付けで世界的に販売されます。
2016年2月にXシリーズの第一段となるXperia X、Xperia XA、Xperia X Performanceの3機種が発表され、日本ではXperia X Performanceが3キャリアから販売されることになりました。

Zシリーズからはデザインの路線が変わり、2.5Dのラウンドガラスを採用するなど従来より丸々としたデザインになりました。
Xperia X PerformanceではZシリーズで受け継がれてきた背面のガラスパネルを採用せず、新たにアルミパネルが採用されました。
しかしオムニバランスデザインはZシリーズから引き継ぎ、こちらは賛否両論あるようです。

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ユーザーからの評価が高かったXperia Z3 (画像はSO-01G)

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背面にフロストガラスを採用したXperia Z5 (画像はSO-01H)

Z4、Z5と続く不評

2015年の3月に発表されたXperia Z4以降、SoCにSnapdragon 810が採用されていたことから、発熱やそれによる動作ラグなどの問題が世間に広まり、Xperia Zシリーズの評判が大きく下がってしまうこととなりました。

2015年9月にXperia Z4の後継機種として発表されたXperia Z5シリーズも、完全に問題が解決したとは言えず、古い端末のユーザーは乗りかえにくい状態が続いていました。

X Performanceは問題ない?

Xperia X Performanceの改善、変更点(Z5比)

前フラッグシップ端末であるXperia Z5から改善、または変更(ユーザーによって好みが分かれる)された点を紹介します。

デザインの大きな変更
2.5Dの前面ラウンドガラス
背面アルミパネル
5.2インチ→5.0インチに画面サイズ変更
側面の大部分が樹脂に(肘パット廃止)

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iPhoneなどでも採用されている2.5Dのラウンドガラス
端末の印象が大きく変わる


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背面のアルミパネルにはカラーによって異なる表面処理が施されている

SoCの変更
Qualcommの最新SoC"Snapdragon 820"を採用し、より快適で高速な動作が可能に

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ベンチマークテストでは、これまでハイエンド端末向けだったSnapdragon 810(Xperia Z5にも搭載)と比較して2倍近くの数値を出したSoC。
世代的に大きく進化したものなので、カメラ機能やゲームなどでは体感速度にも違いが感じられる可能性が高い。

Xperia Z5からさらに放熱性能が向上
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ソニーモバイルはXperia Z5比で30%ほど放熱性能が向上したと説明

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Xperia Z5のものより太いヒートパイプが2本内蔵されている

Xperia X PerformanceはXperia Z4/Z5で起こっていた本体の発熱問題を解消すべく、今まで以上に対策が施されている。
放熱性能に影響する筐体素材や熱源となるSoCが変更されたので、問題は解消されている可能性が高い。

ASCIIの検証記事:Xperia X Performanceの放熱性能をガチテスト!メタル製背面パネルの効果大

カメラの進化
動体追従性能の向上による先読みAFの実現
フロントカメラの画素数向上(5.1MP→13.2MP)
0.6秒でカメラ起動&撮影が可能に(設定による)
カメラアプリケーションからアルバムへの移動速度を2倍高速化
(メインカメラの画素数自体は23MPで変更なし)

バッテリーの長寿命化
米Qnovo社のバッテリー制御技術を採用し、長期使用によるバッテリーの劣化を遅らせる

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バッテリーの寿命はXperia Z2の2倍ほどだそう

ディスプレイの高画質化
色域が広がり、色彩豊かな表現が可能に
高コントラスト化による明暗表現性能の向上


側面の大部分が樹脂部品
Xperia X/X Performanceでは背面にメタル素材を採用したことによるアンテナへの影響を防ぐために、下部を除く側面3面が塗装された樹脂で構成されている。
Xperia Z3以降、側面部品の大部分が金属で構成されていたため、質感や手触りに違いが感じられるかもしれない。

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画像より、Xperia Xの側面は塗装が落ちると樹脂素材がむき出しになることがわかる
(画像引用元:YouTube - Sony Xperia X - Full Review! (4K))


同世代の他社スマートフォンと比較して劣っている点、Z5からの退化点

バッテリー容量の減少
Z3:3100mAh
Z3 Compact:2600mAh
Z4:2930mAh
Z5:2900mAh
Z5 Compact:2700mAh
X Performance:2570mAh (長期使用によるバッテリーの劣化軽減のため、本体には2700mAhのバッテリーを内蔵しているものの、実際に使用できるのは2570mAh相当に制限されている)

X Performanceの実際に使用できるバッテリー容量はすべてのXperia Zシリーズ(Compactを含む)を下回る

分厚く、重く
Z3:7.3mm/154g
Z3 Compact:8.6mm/129g
Z4:6.9mm/144g
Z5:7.3mm/154g
Z5 Compact:8.9mm/138g
X Performance:8.6mm/165g

Compactモデル並みの厚み、Xperia Z1(171g)に次ぐ重さである。

X Performanceで廃止された機能
4K解像度の動画撮影機能が純正カメラアプリケーションでは制限されている
(機能的に存在することは確認されているため、今後のソフトウェアアップデートなどで解放される可能性はある)
スモールアプリ機能
スクリーンレコード機能


メモリ容量が海外の同世代ハイエンド機の中では小さめ
Samsung Galaxy S7 edge:4GB
LG G5:4GB
Xiaomi Mi 5 (Pro):4GB
Sony MC Xperia X Performance:3GB

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デュアルエッジスクリーンが特徴的なGalaxy S7 edge

内部ストレージがUFS規格のものでない
他社の次世代スマートフォンがUFS規格の高速な内部ストレージを採用する一方、X PerformanceはeMMC規格のストレージを従来機から引き続き搭載している

4Gamer.netの記事より

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内部ストレージを表す"Internal memory"の速度
Xperia X Performance (eMMC)
読み込み:188.98MB/s
書き込み:96.77MB/s


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Galaxy S7 edge (UFS)
読み込み:383.44MB/s
書き込み:164.54MB/s


このベンチマークテストでは、Galaxy S7 edgeのUFS規格内部ストレージの方が書き込みでは約1.7倍、読み込みでは2倍以上高速であることがわかる。

国内モデルはデザインに変更がある
Xperia X Performanceのグローバルモデル(F8131/F8132)は背面がすべてアルミで構成されているが、国内モデル(SO-04H/SOV33/502SO)はアンテナ特性の問題で背面下部に樹脂部品が埋め込まれている。

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ヘアライン加工のグラファイトブラックやホワイトは継ぎ目部分が目立ちやすい

私の個人的な感想
従来機から着実に進化している部分もありますが、Snapdragon 820を搭載する次世代機の中ではややスペックが不足気味だと思いました。
メモリ容量はX Performanceの画面の解像度(フルHD)やバッテリー容量を考えると3GBでも十分だと考えられますが、他社のスマートフォンと比較するとどうしても見劣りしてしまいます。
また、とにかく残念なのがストレージの規格。
PCのHDDをSSDに交換すると、日常使用でも違いがわかるほど高速化するように、ストレージは体感速度に大きく影響を及ぼす部分であることは明らかです。
Galaxyをはじめ、2016年の端末から多く採用され始めたUFS 2.0の高速なストレージを採用しなかったというのはとても残念に感じます。

しかしこれらを除けば上手くまとまっている端末であることも確かです。
SoCには大きく高性能化をはたしたSnapdragon 820を搭載していますし、バッテリーの寿命も改善されているので、長く使っていける端末であるとも言えるでしょう。
ソニーモバイルがXperiaの第3章として開発したXperia Xシリーズ。
スペックだけを追求せず、本当にユーザーのためになる"本質"の部分に磨きをかけたという新製品なので、~Xperia Z3(~Snapdragon 801)くらいの端末を使っていて、動作や機能などに不満があるという方は乗りかえ先として良い選択肢になるでしょう。

2016/8/24購入しました:
【SO-04H】Xperia Z4が家出しちゃったのでX Performanceを購入しました

その他、国内ではXperia以外にも、ハイスピードIGZOが特徴的なAQUOSなど他の端末も多く販売されていますので、購入前に家電量販店やキャリアショップなどで実機を確認することをおすすめします。

2016/7/14追加:
Xperia Xシリーズの5.2インチモデルが9月に発表?
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製品情報ページ(画像引用元)
Sony Mobile Communications
Samsung - Galaxy
ASCII - Xperia X Performanceの放熱性能をガチテスト!メタル製背面パネルの効果大
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