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日本でXperiaを購入する場合、普通はdocomoやau、SoftBankなどのキャリアを経由することになりますが、Xperiaは海外でも販売されている製品であるため、海外通販などから端末を単体で購入することも可能なのです。

しかし、日本国内向けのXperiaが用意されている中、わざわざ海外向けのものを購入することにメリットはあるのでしょうか。

今回は海外向けのXperiaを購入することによるメリット、デメリットについてまとめてみました。

今回は前編です。


海外のXperiaはどこで買えるの?

海外のXperiaは、当たり前ですが日本の家電量販店やキャリアショップでは扱っていないため、基本的には海外通販を利用することになります。

Expansys (日本語)
海外の端末を買うならまずはここ。
倉庫が香港にあるため、注文から最短で2~3営業日で指定住所に到着する。
初期不良などがあってもスムーズに交換が可能。
クレジットカードやPayPal、銀行振込や代金引換など多くの決済方法が選択でき、日本の担当者もいるため、個人輸入としては敷居が低い。
しかし他のサイトと比較すると製品価格が高め。
頻繁に行われるセールを狙うとお得。

1ShopMobile (英語) (日本語翻訳のみ)
他のサイトと比較して製品価格が安め。
値下げの反映が速く、Expansysと大きく価格差がつくことがある。
こちらも倉庫は香港なので、3~5日で届くことが多い。
完全な日本語対応ではないため、言語は不安定。
支払方法はAmazon Paymentsのみ(外国のAmazonへのクレジットカード登録が必要)

私がおすすめするのはこの2つの通販サイトです。
2つとも海外のSIMフリースマートフォンをメインに扱っており、日本への発送も可能です。
他にもEtorenや国内のイオシスなどでも購入が可能です。


海外向けのXperiaを購入することによるメリット

購入時からSIMフリー
国内向けの端末でも、最近のものは半年ほどでSIMフリー化が可能ですが、海外のほとんどの端末は最初からSIMフリーです。
格安SIMで運用することで、通信費を節約したり、海外旅行などで真価を発揮します。

OSのアップデート配信が速い&期間が長い
国内のXperiaはOSのアップデート配信が各キャリア依存ですが、海外のXperiaはソニーモバイルが直接配信するため、キャリアの審査やサービス対応などの処理がありません。
そのためアップデートの配信開始が速く、アップデートがサポートされる期間も長くなります。
海外ではこれが当たり前なのですが、国内ではそうはいきません。

root化が容易に可能
Xperia Z4以降の国内Xperiaはroot化がほぼ不可能となっています。
キャリアの要望によるものなのか、root化をしにくくした理由は定かではありませんが、かなり難易度が上がったようです。
しかし海外のXperiaは現行の機種でもroot化が可能なので、端末をより自由にカスタマイズできるメリットがあります。

最近のAndroidではroot化によるメリットが少なくなってきていますが、広告のブロックや撮影音の無音化などは今でも大きなメリットとなるでしょう。

キャリアロゴなし&邪魔なアプリがない
日本のキャリアから販売されているXperiaは、SoftBankを除いて端末背面にキャリアのロゴが印刷されています。
特にdocomoのXperiaの場合、背面中央に大きくロゴが配置されており、Sony本来のデザインとは大きく異なっています。

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昔からだが、docomoはほとんどの端末に大きなロゴを印刷する

海外のXperiaは、キャリアから販売されているものを除きキャリアロゴがなく、背面は「SONY」と「XPERIA」のみとなっています。
一般人からしたらどうでもいい問題かもしれませんが、端末の美しさを追求するケータイオタクのみなさんにとっては、これも海外向けのXperiaを購入するメリットとなるでしょう。

また、海外のXperiaは日本のキャリア端末にあるようなプリインストールアプリが非常に少なく、無駄に端末の電池を消費したり、バックグラウンドで動作して端末を重くすることがありません。
結果として、ベンチマークテストでも海外版の方か高い数値を出す傾向があります。

キャリア端末のキャリアアプリは無効にできるものも存在しますが、キャリアのROMを利用する限り、キャリアアプリを完全に止めることはできません。

また、Xperia X Performanceに限っては、国内版で追加された背面の樹脂部品も海外版ではないため、デザイン面では良いと言えるでしょう。

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キャリアロゴや背面の樹脂部品がない、海外版のXperia X Performance

海外のXperiaはキャリアによるカスタムがない、純粋な端末となっています。


続きは次回投稿します。

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製品情報ページ(画像引用元):
Sony Mobile Communications - Xperia X Performance (Global/En)
Sony Mobile Communications (日本)

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