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現在、日本には多くのお店やコンビニ、駅の改札などでNFC規格の一種である"FeliCa"という技術が使われており、これによって電子マネー決済やSuicaでの改札通過が可能になっています。
これによって、これまで日本で販売されてきた多くのAndroid端末では、おサイフケータイの設定さえ済ませておけば、スマートフォンを読み取り機にかざすだけでスムーズに決済することが可能でした。

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おサイフケータイに対応したAndroid端末では、本体をかざすだけでSuicaやEdy等の電子マネーが利用できる

一方、日本で普及が進んでいる米アップル社のiPhoneは、NFC機能こそ対応するものの、FeliCaに対応したNFCチップは内蔵しておらず、端末単体ではおサイフケータイとして使用することができませんでした。
また、これまでFeliCaは日本のガラパゴス規格であり、海外での普及は見込めないことから、国ごとにハードウェアの仕様を大きく変えないiPhoneへの搭載は不可能とされてきました。

しかし2016年7月14日、NFC Forum JTFが開催したNFCフォーラムジャパンミーティングにて2017年4月以降、NFCの標準仕様(これまではNFC Type A/B)にFeliCaが追加されることが明らかになり、FeliCaは"NFC Type F"としてグローバル規格化されることになりました。

これによって、2017年4月以降に発売するNFCに対応したスマートフォン等は、基本的にFeliCaに対応したNFCチップを内蔵し、2017年9月に発表されるとみられるiPhone 7s(仮称)ではほぼ確実に国内のおサイフケータイ機能に対応することになります。
さらに、アップルは標準化された仕様をいち早く製品に反映させる傾向があるため、早ければ2016年9月に発表するとみられるiPhone 7(仮称)の段階で、FeliCaに対応したNFCチップを搭載する(おサイフケータイに対応する)可能性があります。

また、もう一つメリットとして出てくるのが、海外で販売されるAndroid端末のおサイフケータイ対応化です。
海外で販売されるSIMフリーのAndroid端末は、国内のキャリアから販売されているAndroid端末とは違い、ストレージ容量や処理能力を無駄に消費するキャリア関連のアプリがなかったり、Androidのアップデート配信が早い、サポートが長い等、メリットが多く存在し、海外端末を輸入して利用する国内ユーザーも少なくありません。

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しかし、FeliCaが国際規格化されると、これまで海外の端末を利用するデメリットとして挙げられてきた"おサイフケータイが利用できない"という問題がなくなる可能性が高く、さらに海外端末を利用するメリットが増えることになります。

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実際に使用可能になるまでには、多少時間がかかるかもしれない

こうなると、国内のキャリアから販売される端末を購入するメリットが"ワンセグ/フルセグが受信できる"、"キャリアのサポートを受けられる"程度しかなくなり、ますますキャリア離れが進みそうですね。
iPhoneのおサイフケータイ対応化が実現すれば、減少傾向だったおサイフケータイの利用者数が一気に倍増し、電子マネーに対応するお店も増えるかもしれません。

FeliCaの国際規格化は、現在おサイフケータイを利用しているユーザーにも、iPhoneユーザーにも、海外端末を利用したいユーザーにもメリットを生む、素晴らしいことではないでしょうか。
私もFeliCaに対応したiPhoneや海外端末が発売されたら、ぜひとも購入したいと思いました。



製品情報ページ (画像引用元):
Sony Mobile Communications
マイナビニュース - iPhoneでモバイルSuicaが使えるようになる? - NFC対応スマートフォンにFeliCa搭載という流れ

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